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10月29日のニュース

東京電力 福島第一原発に「#工場萌え」 批判を受け削除

  • 汚染水貯蔵タンク
  • 4号機

東京電力は事故を起こした福島第一原子力発電所の写真に、工場の鑑賞を楽しむという意味の「#工場萌え」というハッシュタグを付けてインスタグラムなどに投稿し、直後に批判を受けてこのハッシュタグを削除しました。東京電力は「配慮が足りず、申し訳ありませんでした」と謝罪しています。

インスタグラムとツイッターの東京電力の公式アカウントに写真が投稿されたのは午前11時50分ごろで、福島第一原発4号機の燃料プールという説明とともに「#工場萌え」というハッシュタグが付けられていました。

「工場萌え」とは、壮大な工場の夜景などを鑑賞の対象として楽しむことを表現した言葉で、東京電力は過去に火力発電所や変電所などの写真にも同じハッシュタグを付けて投稿していました。

インターネット上では、写真が投稿された直後から「不謹慎だ」とか「このハッシュタグをつける感覚がわからない」といった批判の声が相次ぎ、東京電力は午後2時ごろ、「#工場萌え」というハッシュタグを削除し、おわびのコメントを投稿しました。

これについて、東京電力は「投稿にあたっては複数の担当者でチェックしていましたが、配慮が足りず、過去の写真と同じハッシュタグを使ってしまいました。不快な思いをおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪しています。

「#工場萌え」投稿は3件

東京電力は29日夕方、福島県庁で開いた定例の記者会見で、福島第一原発の設備に「工場萌え」というハッシュタグをつけてインスタグラムなどに投稿したケースが、今回を含めて3件あったと明らかにしました。
いずれもすでにハッシュタグは削除されています。

今回以外の2件は、福島第一原発の汚染水を処理したあとの水などが入ったタンクと、建屋の外の配管を撮影した画像だったということです。

こうした画像は東京電力が外部の会社に委託し、広報室がチェックしたうえで投稿していたということです。

東京電力は内容をチェックした際の配慮が不足していたのが原因だったとしたうえで、「不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。深くおわび申し上げます」と謝罪しました。今後はチェック体制を強化し再発防止に努めるとしています。

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