東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

3月16日のニュース

4号機原子炉 カメラで初調査

東京電力福島第一原子力発電所の事故で建屋で水素爆発が起きた4号機の原子炉に、初めて水中カメラを入れて調査したところ、爆発で散乱したとみられるがれきが底に沈んでいる様子や、水に浮遊物が大量に漂っている状況が確認されました。
事故のときに定期検査中だった4号機では、原子炉の上ぶたが開いたままになっていて、東京電力は15日、原子炉に事故後初めて水中カメラを入れ、中の状況を調査しました。
カメラを原子炉の上からおよそ20メートルほど下ろして調べたところ、水素爆発で散乱したとみられる板状の2枚のがれきが底に沈んでいるのが確認されました。
また、水には白いほこりのように映る浮遊物が大量に漂っている状況も見ることができました。
一方、先月に引き続き行われた燃料プールの16日までの調査では、5メートルほどあった視界が1メートルほどに短くなっていて、原子炉と同じく浮遊物が大量に見られたということです。
4号機では、原子炉の隣りの燃料プールに、福島第一原発で最も多い1535本の燃料があり、来年12月までに最初に燃料を取り出し始め、敷地内の施設に一時的に保管することにしています。
東京電力は「浮遊物によって水が濁った可能性がある。来年から燃料を取り出す際には、透明度が7メートルほど必要で、浮遊物が発生した原因について調べる必要がある」と話しています。

3月16日のニュース一覧