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3月14日のニュース

2・3号機 濃度前日上回る

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、13日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日をやや上回りました。
福島第一原発の周辺では、東京電力が去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された、2号機と3号機の取水口付近などで、海水の測定を行っています。
13日、2号機の取水口付近の海水から検出された放射性物質は、1cc当たりでセシウム134が0.063ベクレル、セシウム137が0.097ベクレルで、国の基準を僅かに上回りました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の3.3倍の0.2ベクレル、セシウム137が基準の3倍の0.27ベクレル検出されました。
2号機、3号機付近ともに前の日をやや上回りました。
一方、13日、福島第一原発周辺の沿岸2か所で行った調査では、5・6号機の放水口から北側に30メートル付近で、放射性セシウムが検出されましたが、基準を大幅に下回りました。

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