東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

3月8日のニュース

双葉町 東電に損害賠償請求

原発事故によって町の全域が警戒区域となっている福島県双葉町は、原発が立地する双葉郡の自治体では初めて、東京電力に対し、町有地や建物の損害賠償として合わせて190億円余りを支払うよう求める請求書を提出しました。
福島県双葉町の井戸川克隆町長は、8日、埼玉県加須市の避難所に設けられた役場の支所に東京電力の廣瀬直己常務を呼び、損害賠償の請求書を手渡しました。
この中で町側は、町全域が警戒区域に指定され、避難を余儀なくされたことで使えなくなった町有地や庁舎などの建物の賠償として、合わせて192億5000万円余りを支払うよう求めています。
福島県によりますと、原発が立地する双葉郡内の自治体が東京電力に損害賠償を請求するのは今回が初めてです。
請求書を受け取った東京電力の廣瀬常務は、「個人の賠償も含めて迅速に対応していきたい」と述べるにとどまり、回答の期限については明言しませんでした。
井戸川町長は記者会見で、「今回の賠償額はあくまで一部にすぎず、町が受けた被害はまだまだ計り知れない」と述べ、避難にかかった経費などは今後改めて請求する考えを示しました。

3月8日のニュース一覧