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2月28日のニュース

砕石出荷 濃度基準案まとめる

福島県浪江町の砕石場から放射性物質に汚染された石が出荷された問題を受けて、砕石の出荷基準を議論してきた経済産業省の検討会は、市場に出荷できる砕石は放射性物質の濃度が原則、1キログラム当たり100ベクレル以下とする基準案をまとめました。
この検討会は、今月から砕石や砂利を出荷する際の安全基準について専門家を交えて議論し、28日の会合で基準案をまとめました。
基準案によりますと、福島県の浜通りと中通りにあるおよそ100か所の採石場を対象に、市場に出荷できる砕石と砂利は、放射性物質の濃度が原則1キログラム当たり100ベクレル以下にするとしています。
この数値は、去年6月に政府がIAEA=国際原子力機関の安全指針に基づいて決めた、下水処理施設の汚泥をセメント用などとして出荷する際の基準と同じで、砕石業者は、保管している砕石を定期的にサンプル調査することが義務づけられます。
ただし、道路や河川など屋外の公共工事に使用される砕石や砂利の基準は、除染作業で政府が目標としている放射線量の値にするとしています。
経済産業省は、今回まとめた基準案について、今後、広く意見を聞く手続きを行ったうえで、来月中に正式に決めることにしています。

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