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2月21日のニュース

2・3号機取水口 変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、20日、採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日と比べ大きな変化はありませんでした。
福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
20日、2号機の取水口付近で採取した海水からは1cc当たりセシウム134が国の基準の1.8倍の0.11ベクレル、セシウム137が1.9倍の0.17ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の3.5倍の0.21ベクレル、セシウム137も3倍の0.27ベクレル検出されました。
いずれも前の日と比べ、大きな変化はありませんでした。
一方、19日と20日に福島第一原発周辺の沿岸と沖合合わせて8か所で行った調査では沿岸の1か所で放射性セシウムが検出されましたが、基準を大幅に下回りました。

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