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2月17日のニュース

2号機 18日から注水量減へ

福島第一原子力発電所2号機で、先月下旬から上昇傾向を示していた原子炉の温度計について、故障と断定した東京電力は、原子炉の温度を下げるために緊急的に増やしていた注水量を、18日から減らすことを決めました。
福島第一原発2号機では、原子炉の温度計の1つが先月下旬から上昇傾向を示し、一時、200度以上を表示しましたが、東京電力は詳しい解析や実験を行った結果、16日、故障と断定し、国の原子力安全・保安院に報告しました。
原因について東京電力は、格納容器の中の蒸気や原子炉を冷やすために入れた海水による塩分の影響で、温度計の回路が劣化した可能性があるとみています。
このため東京電力は、原子炉を冷やすために緊急的に増やしていた注水量を、準備が整いしだい、18日から減らすことを決めました。
2号機の原子炉への1時間当たりの注水量は、今月1日の9トンから現在は17.7トンまで増やしましたが、東京電力は、まず4トンほど減らしたうえで、数日間かけて9トン程度まで戻す方針です。
東京電力は、原子炉につながる配管に新たに温度計を入れるなど、別の方法での温度の測定を検討していますが、原子炉内の様子を把握できていないうえ、強い放射線のため、簡単に近づくこともできず、困難な状態は今後も続くことになります。

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