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2月11日のニュース

2・3号機取水口 変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、10日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日から大きな変化はありませんでした。
福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で、放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
10日2号機の取水口付近で採取した海水からは、1cc当たりセシウム134が国の基準の0.95倍の0.057ベクレル、セシウム137が同じく0.76倍の0.068ベクレル検出されました。
また3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の4.5倍の0.27ベクレル、セシウム137が4.1倍の0.37ベクレル検出されました。
いずれも前の日から大きな変化はありませんでした。
一方、10日と9日、福島第一原発周辺の沿岸と沖合の8か所で行った調査では、沿岸の3か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準を大幅に下回りました。

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