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1月16日のニュース

2・3号機取水口 変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、15日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度に、大きな変化はありませんでした。
福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
15日、2号機の取水口付近で採取した海水からは、1cc当たり、セシウム134が国の基準の2.5倍の0.15ベクレル、セシウム137が2.1倍の0.19ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の3.0倍の0.18ベクレル、セシウム137が2.6倍の0.23ベクレル検出されました。
2号機、3号機とも、前の日に比べ大きな変化はありませんでした。
一方、14日と15日、沿岸と沖合の合わせて5か所で行った調査では、福島第一原発の5号機と6号機の放水口から北におよそ30メートル付近など3か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準を大幅に下回りました。

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