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1月10日のニュース

2・3号機取水口 僅かに低下

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、9日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日を僅かに下回りました。
福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
9日に2号機の取水口付近で採取した海水からは、1cc当たり、セシウム134が国の基準の1.5倍の0.09ベクレル、セシウム137が基準とほぼ同じ0.093ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の2.7倍の0.16ベクレル、セシウム137が2.7倍の0.24ベクレル検出されました。
2号機、3号機ともに前の日を僅かに下回りました。
一方、9日と8日、沿岸と沖合の合わせて7か所で行った調査では、福島第一原発の5号機と6号機の放水口から北におよそ30メートル付近など、沿岸の4か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準を大幅に下回りました。

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