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11月16日のニュース

IAEA調査団 除染で報告書

福島県内などで行われている除染作業を支援するため、先月、来日したIAEA=国際原子力機関の調査団は、汚染された土などの最終処分施設を確保すべきだなどと改めて指摘する最終報告をまとめ、日本政府に提出しました。
IAEAの専門家で構成する除染調査団は、先月、福島県内で国や自治体が行っている除染作業を視察し、現場での聞き取りなどを基に、今後の除染作業で留意すべき点などを80ページの最終報告書にまとめ、15日、日本政府に提出しました。
この中で、調査団は、住民の健康を守るため、汚染された土などの最終処分施設を確保するよう求めるとともに、放射線量の高い場所から優先的に除染をすべきだとしています。
その一方で、都市部での除染作業から出た放射性廃棄物の多くは、IAEAの安全基準に照らして低い放射線量であることから、既存の産業廃棄物処理施設で処理するのが効率的だとしています。
さらに、計画的避難区域に入る人が、それを認識できるよう道路沿いなどに標識を設けることも求めています。
こうした提言は、調査団が先月、日本政府に出した中間報告の内容を踏襲していますが、IAEAは今後も日本政府の求めがあれば、除染など技術面の協力をするとしています。

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