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11月9日のニュース

原発事故相ら 廃炉への工程表作成を指示

細野原発事故担当大臣と枝野経済産業大臣は、9日、東京電力や資源エネルギー庁などに対し、福島第一原子力発電所の使用済み燃料の取り出し作業を2年以内をめどに始めることなどを盛り込んだ、廃炉に向けた工程表をことし中に作成するよう指示しました。
東京電力福島第一原発を巡っては、国の原子力委員会の専門部会が、9日の会議で廃炉に向けた工程について報告書をまとめました。
これを受けて、細野原発事故担当大臣と枝野経済産業大臣は、東京電力の西澤社長や資源エネルギー庁の高原長官、それに原子力安全・保安院の深野院長に対し、1号機から4号機の廃炉に向けた工程表をことし中に作成するよう指示しました。
さらに、1号機から4号機の燃料プールからの使用済み燃料の取り出し作業を、報告書の指摘よりも1年早めて、2年以内をめどに始めることや、メルトダウンで溶け落ちた燃料の取り出しを10年以内に始めることなどを盛り込むよう求めました。
細野大臣は記者団に対して、「東京電力の経営状態によって、廃炉に向けた作業ができなくなることがあってはならず、廃炉の工程では国が前面に立つ」と述べました。
一方、東京電力の西澤社長は「非常に厳しい目標だが、福島県の皆さんの一層の安心を得るためにも、当社としてやるべきことだと自覚している。関係者と協力して技術的な見通しを立てたうえで、資金面についても対処していきたい」と述べました。

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