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9月25日のニュース

2・3号機取水口ほぼ横ばい

東京電力福島第一原子力発電所周辺で、24日行われた海水の調査では、2号機と3号機の取水口付近の放射性セシウムの濃度はほぼ横ばいでした。
福島第一原発周辺では、東京電力が取水口付近などで海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。
このうち、24日、2号機の取水口付近で採取した海水から検出された放射性物質は、1cc当たり、▽セシウム134が国の基準の2.3倍の0.14ベクレル、▽セシウム137が1.7倍の0.15ベクレルで、前の日に比べてわずかに上昇しました。
この2号機の取水口付近の海水からは、ことし4月、セシウム137が国の基準の110万倍という高い濃度で検出されています。
一方、3号機の取水口付近では、1cc当たり、▽セシウム134が基準の20倍の1.2ベクレル、▽セシウム137が18倍の1.6ベクレルで、いずれも前の日に比べてやや下がりました。
沿岸と沖合の14か所で行われた海水の調査では、すべての場所で放射性セシウムは検出されませんでした。

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