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8月7日のニュース

第一原発の汚染水浄化設備 再び停止

不安定な状態が続いている東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の浄化設備で、7日朝、汚染水を処理するためのポンプが止まったうえに予備のポンプも動かないなどトラブルが相次ぎ、再び運転を停止しています。
福島第一原発では、地下にたまった高濃度の汚染水から放射性物質などを取り除いて再び原子炉の冷却に使う「循環注水冷却」が続けられています。
ところが、7日午前7時すぎ、汚染水の浄化設備のうち放射性セシウムなどを取り除くアメリカ製の装置で、汚染水を送る一部のポンプが突然停止し、再起動もできなくなりました。
さらに、午前8時すぎにはフランス製の別の装置でも汚染水に処理用の薬品を混ぜるポンプが停止したうえに予備のポンプも動かず、汚染水の浄化設備のすべての運転が停止しました。
原子炉への注水は処理済みの水を使って続けているということですが、これらの浄化設備を巡っては、4日にも別のポンプが一時停止したほか、5日も警報が鳴って運転が止まるなど不安定な状態が続いています。
東京電力では、より安定的な運転を目指して国産の新しい処理装置を追加して設置していますが、汚染水の保管場所の水位に余裕がないため、この装置の試運転を延期して汚染水の処理を優先することにしていました。
東京電力でトラブルの原因を調べるとともに、設備の復旧を急いでいます。

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