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7月14日のニュース

3号機でも窒素ガス注入開始

東京電力が準備を進めていた福島第一原子力発電所の3号機への窒素ガスの注入が、14日午後8時すぎから始まりました。
窒素ガスの注入は水素爆発を防ぐための重要な工程で、これで、予定された3つの原発すべてで注入が始まったことになります。
福島第一原発3号機への窒素ガスの注入について、経済産業省の原子力安全・保安院は14日、安全性は確認できたとして注入の開始を了承することを東京電力に伝えました。
これを受けて東京電力は準備を進めていましたが、午後8時すぎから、実際に原子炉格納容器への窒素ガスの注入を始めました。
窒素ガスの注入は、事故の収束に向けた工程表で、「ステップ1」と呼ばれる17日までの期間内をめどに行うことになっている重要な工程で、すでに、1号機と2号機では開始され、建屋の中の放射線が強く、作業環境が悪かった3号機だけが残されていました。

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