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7月11日のニュース

汚染水 長期化見据えた対応も

東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生してから4か月、原子炉から漏れ続ける汚染水への対応に苦慮する状況が今も続いています。
対策の鍵となる浄化設備をはじめとして急ごしらえの設備でのトラブルが目立ち、汚染水への対応が長期化することを見据えた取り組みが求められています。
福島第一原発では、原子炉を冷やすために注いでいる水が高濃度の汚染水となって施設内に漏れ続けていて、地下からあふれるおそれのある水位まで20センチ余りの余裕しかないところもあります。
その対策として、東京電力が進めているのが、汚染水を浄化して原子炉に戻す「循環注水冷却」で、今月2日からは真水の注入をなくして汚染水だけを使った循環注水に移行しました。
しかし、「循環注水冷却」のシステムの柱となる浄化設備で10日、汚染水が漏れて半日間停止するなど、急ごしらえの設備でのトラブルが相次いでいて、特に耐久性があまり高くない材質を使っていたことが原因となるケースが目立ちます。
東京電力は、耐久性の高い材質への交換を部分的に始めていますが、今後は、設備の耐久性を全体的に高めていくなど、汚染水への対応が長期化することを見据えた取り組みが求められています。

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