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6月28日のニュース

1号機 建屋カバー設置工事始まる

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、爆発で壊れた原子炉建屋から放射性物質が広がるのを抑えようというカバーの設置工事が始まり、国内最大級のクレーンが工事現場に運び込まれました。
福島第一原発の1号機に運び込まれたクレーンは、長さ140メートルのアームで、重さ750トンまでつり上げることができる国内最大級のもので、28日は一日かけて原発構内を移動しました。
このクレーンは、原子炉建屋をすっぽりと覆うカバーの設置工事のために用意され、まずは原子炉建屋の最上階の水素爆発で激しく壊れた部分を取り除く作業に使われます。
一方、原発から50キロ余り離れた福島県いわき市の小名浜港では、カバーの柱やはりをあらかじめ組み立てておく作業が進められています。
カバーは、高さおよそ54メートルで、62の部材に組み立てて、厚さ1ミリほどのポリエステルの布を貼り付けるというものです。
これらの部材は、来月以降、原発に運び込まれる予定で、作業員が工事現場に入らずに大型クレーンだけで組み上げることで被ばくを抑えるということです。
東京電力は、カバーの設置によって建屋からの放射性物質の広がりを抑えたいとして、ことし9月下旬の完成を目指しています。

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