東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

6月13日のニュース

原発安全指針見直し 今月にも

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原子力安全委員会は、原発の安全対策を決める国の指針に適切でない部分があるとして、安全設計や防災対策などに関わる指針について、今月中にも見直しを始める考えを明らかにしました。
これは、13日に開かれた原子力安全委員会の定例会後の記者会見で、班目春樹委員長が明らかにしました。
この中で班目委員長は「地震や津波の問題だけでなく、安全設計に関する指針や防災の指針も適切でない部分があり、明らかに見直さなければならない」と述べたうえで「抜本的な見直しになるが、何年もかかっては意味がない。できるところから直していきたい」と述べ、今月中にも見直し作業を始める考えを明らかにしました。
原子力安全委員会は、今後、それぞれの指針ごとに専門家が参加した小委員会を開き、議論を始める計画で、まず、事故の原因となった「電源喪失」について、今ある「長時間、すべての電源が失われる事態は想定しなくてよい」としていた安全設計の指針を見直すことにしています。
また、避難などの対象になっていた「原発から半径10キロ以内」という防災指針の範囲は、今回の事故で大きく想定を超えたことから見直すほか、これまでは「最新の知見を反映する」とだけ書かれていた津波の想定についても適切な表現に見直すことにしています。

6月13日のニュース一覧