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6月13日のニュース

浄化装置トラブル 配管の弁が原因か

東京電力福島第一原子力発電所で、高濃度の放射性物質に汚染された水の処理に向けて準備が進められている浄化装置の一部で、12日、水が流れなくなったトラブルは、配管の弁が誤って閉じた状態になっていたことが原因とみられ、東京電力は、稼働に向けて装置の確認や準備を急ぐことにしています。
福島第一原発では、高濃度の汚染水を浄化する装置の稼働に向けた準備が進められていて、このうち主に放射性のセシウムを取り除く装置では、12日、4つの系統のうち1つで、本来は1時間当たり12.5トン流れる水が、ほとんど流れなくなるトラブルがありました。
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、トラブルの原因は、本来は開けた状態にしなければならない配管の弁の1つが閉じた状態になっていたためとみられ、作業員の操作ミスの可能性もあるということです。
この装置では、当初の予定では今月10日から、比較的濃度の低い汚染水を使って性能を確かめる試運転を始めることになっていましたが、トラブルの影響などで延期が続いています。
東京電力は、高濃度の汚染水がたまり続けているため、処理を急ぐ必要があるとして、本格的な稼働に向けて、装置の確認や試運転などの準備を急ぐことにしています。

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