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6月13日のニュース

汚染海水の浄化装置 本格稼動

東京電力福島第一原子力発電所では、高濃度の放射性物質に汚染された水が海に流れ出た問題を受けて、海水から放射性物質を取り除く浄化装置が、13日から本格的に稼動しました。
本格的な稼働が始まったのは、海水をポンプでくみ上げ、放射性物質のセシウムを「ゼオライト」という鉱物を使って取り除く浄化装置です。
福島第一原発では、2号機と3号機の取水口付近で高濃度の放射性物質に汚染された水が海に流れ出ているのが見つかり、東京電力は「シルトフェンス」と呼ばれる特殊なカーテン状のフェンスを取水口付近の海の中に設置しました。
しかし、このフェンスの外側でも、依然、国の基準を上回る濃度の放射性物質が検出されています。
このため東京電力は、汚染の広がりを抑えるため、原発の2号機と3号機の取水口付近のフェンスの内側に浄化装置を2台設置し、装置が正確に動くかどうか、今月9日から試験を行ってきました。
その結果、装置に異常は見られず、放射性物質のセシウムの濃度を20%から30%程度下げることが確認できたとして、13日午前10時から浄化装置の連続運転を始めました。
浄化装置は、1台当たりで1時間に最大で30トンの海水を処理して海に戻すということで、東京電力は、今後、浄化の能力を高める方法を模索しながら、海への汚染の広がりを防ぎたいとしています。

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