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6月13日のニュース

浄化装置の試運転 14日以降に

東京電力福島第一原子力発電所では、高濃度の放射性物質に汚染された水の処理を進めるうえで重要な鍵を握る、浄化装置の性能を確かめる試運転が、14日以降に持ち越されることになり、当初の予定よりも4日以上遅れる見通しです。
東京電力が福島第一原発に設けた高濃度の汚染水の浄化装置は、アメリカのメーカーが製造した、主に放射性のセシウムを取り除く装置など、4種類の装置を組み合わせて構成されています。
東京電力は、装置全体の本格的な稼働を前に、それぞれの装置に比較的低濃度の汚染水を通して、濃度がどこまで下がるか確かめる、試運転を順次行うことにしていて、今月10日、アメリカ製の装置から始める計画でした。
ところが、試運転前の確認で、配管の継ぎ目から水がにじみ出たり、ポンプを動かしても水を送れなかったりといったトラブルが相次ぎ、試運転の開始が延期されてきました。
東京電力は、高濃度の汚染水がたまり続けているため、処理を急ぐ必要があるとして、別の装置で13日から試運転を始められるか検討を行いましたが、準備が整わず、結局、試運転は14日以降に持ち越されることになりました。
これで、試運転の開始は当初の予定よりも4日以上遅れる見通しとなり、東京電力は、これまで5日間としていた試運転の期間を短縮できないか検討を進めています。

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