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6月1日のニュース

保安院 汚染水の対策を求める

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東京電力福島第一原子力発電所では、施設にたまった高濃度の放射性物質に汚染された水の水位の上昇が続いています。
経済産業省の原子力安全・保安院は、東京電力に対し、汚染水の新たな保管場所の確保など、今後の対策を示すよう求めています。
東京電力によりますと、福島第一原発の各施設にたまった汚染水の水位はおおむね上昇していて、先月31日までの雨の影響が続いているとみています。
1日午前7時までの24時間の上昇幅は、汚染水が流出しないよう塞ぐ作業を行っている、2号機のトレンチと呼ばれるトンネルの縦穴部分が6.2センチ、3号機のトレンチが2.9センチ、汚染水の移送を中断している2号機のタービン建屋の地下が6センチ、3号機のタービン建屋の地下が2.4センチなどでした。
このうち、トレンチにたまった汚染水の水面から地上までの高さは、2号機で33.2センチ、3号機で26.5センチとなっています。
汚染水は事故の収束に向けた作業の妨げになっているうえ、梅雨の大雨などで漏れ出すおそれがあるため、原子力安全・保安院は東京電力に対し、新たな保管場所の確保や処理のしかたなど今後の対策を、1日中に示すよう求めています。
一方、1号機の原子炉建屋の地下にたまった汚染水の1日午前7時現在の水位は、先月31日午後5時に比べて6ミリ低下したということです。
これについて東京電力は、周囲の地下水の水位のほうが高いため、地下水への漏えいはないとみていますが、原因を調べることにしています。

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