東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

6月1日のニュース

未考慮の断層など342か所

東日本大震災を受けて、経済産業省の原子力安全・保安院が各地の原子力発電所の耐震安全性を評価するうえで、再検討すべき断層を報告するよう全国の電力会社などに求めたところ、各社がこれまで考慮してこなかった断層や地形の変動などが合わせて342か所あることが分かりました。
報告した各社は、これらの断層などが原発に与える影響を再評価することになります。
ことし3月の東日本大震災のあと広い範囲で余震が相次ぎ、4月11日に福島県などで震度6弱を観測した地震では、東京電力福島第一原子力発電所からおよそ50キロ離れた場所で、これまで活断層ではないとされていた断層が動いたことが分かっています。
これを受けて、原子力安全・保安院が全国の電力会社などに対して原子力発電所周辺の断層を調べるよう求めたところ、各社のこれまでの調査で明らかになっていながら、耐震安全性を評価するうえで考慮してこなかった断層や地形の変動などが、合わせて342か所あることが分かりました。
これらの断層や地形の変動は、▽12万年以上前から活動が見られなかったり、▽川などで浸食されて断層と認められない程度の地形になっていたりしたため、危険性が低いとされていたということです。
原子力安全・保安院は各社の報告をチェックして、必要に応じて現地調査などを行い、各社はこれらの断層などが原発の耐震性に与える影響を再評価することになります。

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