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5月27日のニュース

スクリーニング検査 19万人

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、放射性物質が衣服などに付着していないかを調べるために福島県が行っているスクリーニング検査を受けた人は、延べ人数で福島県民のほぼ10人に1人にあたる19万人余りに上っていることが分かりました。
福島県では、福島第一原発の事故を受けて、3月13日から県内の保健福祉事務所などでスクリーニング検査を行っています。
県によりますと、25日までにこの検査を受けた人は、延べ人数で県民のほぼ10人に1人にあたる19万人余りに上っていることが分かりました。
このうち、福島市にある県北保健福祉事務所では、27日も周辺に住む人などが訪れていました。
検査員は、訪れた人の全身や靴の裏などを専用の機器を使って入念に検査したあと、検査で問題がなかったことを示す表を手渡していました。
県によりますと、検査は健康を心配する福島県内の人や、県外から出張に来た人が帰るときに受けるケースが多いということです。
初めて検査を受けたという伊達市の60代の男性は「問題ないことが分かり、安心しました」と話していました。

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