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4月16日のニュース

4号機 撮影映像を相次ぎ公開

東京電力は、使用済み燃料プールの水温がおよそ90度と通常の2倍以上高くなっている福島第一原子力発電所の4号機について至近距離から撮影した映像を相次いで公開しました。
このうち今月12日に撮影された映像は、4号機のプールの水を採取した特殊車両のアームの先にカメラを取り付けて撮影したものです。
映像には原子炉建屋の中に燃料を交換する緑色のクレーンがあるのが映っていて、その下に水面が波立っているのが鮮明に映し出され、プールに水があることがはっきりと確認できます。
水面からは断続的に水蒸気が立ち上がり、水温が高くなって蒸発している様子がうかがえます。
一方、14日に撮影された映像は無人の小型ヘリコプターで4号機に150メートルまで近づいて撮影したものです。
映像には原子炉建屋の上の部分が崩れコンクリートの骨組みがむき出しになっている様子が映し出されています。
真上から撮影された映像には骨組みだけになった建物の内部に黄色のふたがあるのが確認できます。
これは原子炉格納容器を覆うふたで、定期検査中だったため格納容器から外されて使用済み燃料プールと同じフロアに置かれていたということです。
4号機のプールには、福島第一原発の中では最も多い1331体の燃料を束ねた燃料集合体が保管され、水温が90度と通常の2倍以上高くなっていることから東京電力は水温を下げるため放水作業を続けています。

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