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4月11日のニュース

放射線量 やや減少か横ばい

11日、これまでに観測された各地の屋外の放射線量はほとんどの地点でやや減少か、横ばいの状態が続いています。
観測地点の各自治体は、これらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
11日午前0時から午前9時までの観測によりますと、福島県内では、▽福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で午前0時に1時間当たり2.1マイクロシーベルト、▽郡山市では、午前4時などに1時間当たり1.98マイクロシーベルトでした。
また▽南相馬市では午前10時などに1時間当たり0.68マイクロシーベルト、▽白河市では午前2時などに1時間当たり0.71マイクロシーベルト▽いわき市では、午前5時に1時間当たり0.42マイクロシーベルトといずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で午前7時30分に1時間当たり0.35マイクロシーベルト、▽水戸市で午前10時50分に1時間当たり0.14マイクロシーベルト、宮城県内では、▽仙台市で正午などに1時間当たり0.08マイクロシーベルトといずれも通常よりやや高い数値を観測しました。
宇都宮市、さいたま市、東京・新宿区、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、千葉県市原市でも通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はやや減少するか、横ばいの状態が続いていて各自治体はこれらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
一方、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、前橋市、新潟県の柏崎市甲府市、長野市、静岡市では引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。

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