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4月10日のニュース

福島 広範囲で放射線量測定へ

福島県は、放射線に不安を感じる住民が多いことから、県内の住宅や商店街など合わせて2700か所余りで放射線量の測定を行ない、住民に情報を提供することになりました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県では、放射線に不安を感じる住民が多く、県には「地元での詳しい放射線量を知りたい」といった声が数多く寄せられているということです。
このため、福島県と国の災害対策本部は、避難指示が出されている福島第一原発の半径20キロ圏内を除く県内の55市町村を対象に、住宅地や商店街など屋外の2700か所余りで放射線量の測定を行うことを決めました。
また一部の地域については、土壌中の放射性ヨウ素やセシウムの濃度についても分析を行うことにしています。
測定は、12日から4日間かけて行われ、県の職員など70人が各地を回って測定結果をまとめ、住民に情報を提供することにしています。

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