東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

4月7日のニュース

汚染水移送 開始まで数日以上

  • 2号機

高濃度の放射性物質に汚染された水の処理が課題になっている福島第一原子力発電所で、特に深刻な2号機のタービン建屋の地下などにたまっている汚染水を、敷地内の別の施設に移し替える計画は、水を移し始めるまでに数日から1週間かかる見通しとなりました。
福島第一原発の2号機では、タービン建屋の地下や「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水から、高い濃度の放射性物質が検出され、復旧作業の妨げになっていて、汚染された水の処理が大きな課題となっています。
このため東京電力は、汚染水を敷地内の廃棄物集中処理施設に移し替える計画で、この施設にもともと入っていた比較的低い濃度の放射性物質に汚染された水を海に放出する作業を続けていて、8日に終える予定です。
しかし、経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、放出が終わっても、震災の影響で施設のコンクリートの壁などに穴が開いていないかなどの確認が必要で、高濃度の汚染水を入れ始めるまでには、今後、数日から1週間はかかる見通しだということです。
原子力安全・保安院は「本来、低い濃度の汚染水を入れる廃棄物集中処理施設に高濃度の汚染水を入れることになるので、水がしみ出さないようにしっかりとした点検が必要だ」と話しています。

4月7日のニュース一覧