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3月31日のニュース

IAEA 海水の専門家派遣へ

IAEA=国際原子力機関は、福島第一原子力発電所周辺の海水から高い濃度の放射性物質が検出されていることから、海水を分析する専門家を新たに派遣することを決めました。
IAEAは、30日、オーストリアのウィーンで会合を開き、日本政府の要請に応じて、モナコにある傘下の海洋環境研究所の専門家を新たに派遣することを決めました。
専門家は、31日、日本に向けて出発し、来月2日から日本の専門家とともに調査船に乗って福島第一原発周辺の海水に含まれる放射性物質の測定や評価に当たることになっています。
IAEAは、これまで合わせて15人の専門家を日本に派遣し、福島県や首都圏の大気中の放射線量や食品や土壌に含まれる放射性物質を独自に分析しており、今後も日本政府の求めに応じて態勢を強化しながら、今回の事故による影響を詳しく調べることにしています。

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