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3月30日のニュース

栃木 農作物の安全PRの催し

栃木県の農作物に、原発事故で価格が下がったり売れなかったりする影響が出ていることから、安全性をアピールしようという催しが、栃木県庁で開かれました。
栃木県では、ほうれんそうとかき菜から国の基準値を上回る放射性物質が検出されて、出荷が制限されていて、それ以外の野菜や肉などにも価格が下がったり売れなくなったりする影響が出ています。
催しは栃木県や農協などが緊急に開いたもので、会場の栃木県庁のロビーで、福田富一知事が「栃木県の農作物は十分な検査を行っており、市場に流通しているものはすべて安全です」と呼びかけました。
会場では、栃木県産のねぎやレタス、トマトなどが通常よりも安い価格で販売され、北海道に次ぐ生産量がある特産の牛乳も配られました。
また、農家へのメッセージを書き込むコーナーが設けられ、訪れた人たちが「がんばれ栃木」などと書いていました。
訪れた女性は「安全だということなので気になりません。栃木の農作物をぜひ多くの人に食べてほしいです」と話していました。

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