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3月22日のニュース

食品の放射線基準取りまとめ

ほうれんそうや原乳などの食品から基準値を超える放射性物質が相次いで検出されたことを受け、22日、緊急の会合を開いた、内閣府の食品安全委員会は、今後1週間をめどに、食品を通じた放射線による健康被害について基準を早急に取りまとめることになりました。
食品衛生法では、チェルノブイリ原発の事故をきっかけに、輸入食品について放射性物質の基準値が定められましたが、国内で生産された食品については明確な基準値がなく、厚生労働省は、政府の原子力安全委員会が定めた食品に関する指標を暫定的に基準値として運用しています。
22日に緊急に開かれた会合では、内閣府の末松副大臣が「今は国の非常事態なので、専門家を集め、緊急に一定の結論を出してもらいたい」と呼びかけ、委員からは「どのくらいの規模でサンプリングをするのか」や「データを一元的に集めてほしい」などの意見が出されました。
食品安全委員会では今後、放射線の影響に詳しい専門家を呼んで検討を重ね、1週間後をめどに、食品を通じた放射線による健康被害について基準を取りまとめることにしています。
食品安全委員会の小泉直子委員長は「限られた時間だが、最大限努力して、基準をまとめて提供したい」と話しています。

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