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3月18日のニュース

東電 放水後に放射線量が微減

東京電力福島事務所は午後4時すぎに記者会見し、福島第一原子力発電所の3号機で行われた自衛隊などによる使用済み燃料プールへの放水のあと、原発の敷地内の放射線の量がわずかに下がっていることを明らかにしました。
福島第一原子力発電所3号機の使用済み燃料プールの冷却のため、自衛隊による放水作業が、午後1時55分ごろから午後2時38分にかけて、あわせて6台の消防車で行われ、アメリカ軍の消防車両を使って行われた東京電力の放水作業も午後2時45分に終了しました。
東京電力福島事務所によりますと、3号機のおよそ500メートル北西にある事務本館の北側の放射線の量は自衛隊の放水が始まる前の午後1時50分には1時間当たり3484マイクロシーベルトだったのに対し、放水が終わったあとの午後2時50分には1時間当たり3339マイクロシーベルトと、わずかに下がっていたということです。
これについて、東京電力福島事務所は、変化としては少ないので、今の段階で効果を評価することはできず、今後、詳しく分析することにしています。

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