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3月15日のニュース

3号機付近の計測値 がんリスク上がるレベル

福島第一原子力発電所の3号機付近で計測された毎時400ミリシーベルトという放射線量について、東海村の臨界事故で被ばく患者の治療に当たった国際医療福祉大学の鈴木元教授は「1時間、その場にいると、将来的にがんになるリスクが有意に上がってくるレベルの数値だ。具体的には、がんのリスクが10歳では8%ほど、50歳では1%ほど高くなる」と話しています。
そして「このレベルの数値が計測され続けた場合、作業員の安全確保のために現場での作業が難しくなる可能性もある」と指摘しました。
そのうえで住民への影響については「放射性物質は環境中で薄まっていく。避難指示が出ている20キロまで離れていれば多少、放射性物質が体につくことはあっても健康に影響が出ることはないので、冷静に対応してほしい」と話しました。
そして30キロ圏内の屋内退避の指示については「外出していた人は念のため、その時、着ていた服を袋に入れて密閉したりシャワーを浴びたりすればよい。また、30キロ圏外でも風下方向の人は、念のため不要な外出を控えることが望ましいと思う」と話しました。

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