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3月15日のニュース

放出の放射性物質 隣の県まで

福島第一原子力発電所では予断を許さない状況が続いていますが、3基の原子炉から放出された放射性物質が隣の県にまで運ばれたとみられるケースが相次いでいます。
いずれも健康への影響はない水準とされています。
福島第一原発の3基の原子炉は、いずれも燃料が水から露出して一部が溶けた可能性があるとされ、1号機と3号機では建物の一部で爆発が起きたほか、原子炉の圧力を下げるために放射性物質を含む空気を放出する作業も余儀なくされています。
原発から南におよそ80キロ離れた福島県との県境にある茨城県の北茨城市では、15日になって放射線の量の値が上昇していることが茨城県の測定で分かりました。
午前4時には1時間当たり4.87マイクロシーベルトと通常の100倍近い値を示したということです。
これは、胸のレントゲンのおよそ10分の1に当たり、茨城県は、健康には影響がない水準だとしています。
また、宮城県にある東北電力の女川原発では、13日、最大で1時間に5.7マイクロシーベルトの放射線の量を計測したほか、仙台市の周辺でも、地震の救助活動にあたったアメリカ軍の隊員がわずかながら放射性物質に汚染されたケースもあり、福島第一原発から出た放射性物質が風によって隣の県にまで運ばれているものとみられます。

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