愛知県にある藤田医科大学病院に、日本で3つ目の「母乳バンク」ができました。
母乳バンクは、赤ちゃんが1500gより小さく生まれて、お母さんが母乳をあげることができない場合に、ほかのお母さんから集めておいた母乳をあげます。
1500gより小さい赤ちゃんは、腸の病気になる危険が高くなります。しかし、粉などのミルクではなくて、母乳を飲むと、病気の危険が30%ぐらいになります。
今年3月までの1年に、東京都にある2つの母乳バンクの母乳を日本で800人以上の赤ちゃんに使いました。愛知県の母乳バンクには大きな冷蔵庫があって、日本で2週間に必要な母乳を入れておくことができます。
病院は「母乳が必要なときに早く使うことができるようにしたいです」と話しています。
