去年、静岡県にある保育園で、保育士3人が子どもの足を持って逆さに持ち上げるなど、「不適切な保育」をしていたことがわかりました。ほかの場所でも、子どもを大切にしない「不適切な保育」が続きました。
こども家庭庁が調べると、去年4月から12月に保育園で「不適切な保育」が914件ありました。この中の90件は「虐待」だと言っています。保育園以外の認定こども園なども入れると、1316件ありました。「虐待」は122件ありました。
こども家庭庁は、どんなことが「不適切な保育」になるか決めて、起こらないようにするためのガイドラインをつくりました。そして、虐待のようなことがあったら、すぐに市や町などに相談するように言っています。