パナソニックは、家の中で使う「ニコボ」という名前のロボットを売ることにしました。
このロボットは丸い形で、呼んだり頭をやさしく触ったりすると、ときどきあいさつをしたりしっぽを振ったりします。急に話し始めたり、眠っているときに言葉を言ったりします。生活を便利にするためのロボットではありません。
会社はおととし、このロボットを320台だけ売ってみました。買った人は「コミュニケーションができて、気持ちがやさしくなります」と言っていました。このため5月からロボットを売ることにしました。
会社は「新型コロナウイルスの問題があって、人と会ったり話したりすることが少なくなりました。このロボットと一緒にいて、安心した気持ちになってほしいと思います」と言っています。