環境省が杉の雄の花の芽を調べると、23の都府県で最近の10年の平均より多くなりました。特に次の12の都府県では、最近の10年でいちばん多くなっています。
花の芽の数を平均と比べると、鳥取県は240%、富山県は221%、岡山県は204%、神奈川県は194%、福岡県は191%です。新潟県は184%、福島県は178%、石川県は175%、京都府は166%、広島県は153%、東京都は150%、兵庫県は135%です。このような場所では、とてもたくさん花粉が飛びそうです。
環境省によると、平均より多い場所では去年の夏に太陽が出ている時間や、気温が高い日が多かったため、花の芽が増えたと考えています。花粉症の人は、マスクの中にガーゼを入れると、鼻水やくしゃみが出るのを少なくすることができると言っています。