大阪市のデパートにあるバレンタインデーの売り場に、やわらかい毛でできたクマの手袋で品物を渡してくれるカフェができました。
このカフェは、悩みの相談を受けるカウンセラーの勉強をする学校が出しました。人と会うことが難しい人たちなどが働いています。
品物を渡すところにはカーテンがあって、客から店員は見えません。店員は画面で客を見ることができて、会わなくていいため、安心して働くことができます。
お菓子を買った女の子は、窓から出てきたクマの手と握手したり、手を振ったりして、「かわいかったです」と話していました。
ここで働く大学生は「クマの手袋をしていると、お客さんが喜んでくれたり優しくしてくれたりして、人と会うことは怖くないと思うようになりました」と話していました。