国は今年、発達障害かもしれない子どもがどのくらいいるか小学校と中学校に聞きました。発達障害は、文章を読むことや書くこと、計算などがうまくできなかったり、周りの人に気持ちをうまく伝えることができなかったりすることです。
その結果、国は、小学校と中学校の子どもの8.8%が発達障害かもしれないと言いました。10年前の6.5%より多くなりました。
この中で、特別に勉強などを助ける必要があると学校が考えている子どもは28%でした。このため、国の会議に出席した専門家は「28%以外の子どもも助けるように考えなければなりません」と話しています。そして「クラスの先生だけではなくて、学校全体で助けていくことが大事です」と話しています。