調査会社によると、1月から9月までに、介護の仕事をする100の会社が倒産しました。去年の同じときの2倍ぐらいに増えました。調べ始めてからいちばん速いスピードで増えています。
いちばん多かったのは、お年寄りが通ったり、短い間泊まったりする施設の会社で、45の倒産がありました。
調査会社は、次のようなことが原因だろうと考えています。介護の仕事をする人が足りないことや、新型コロナウイルスが広がったときに、利用するお年寄りが少なくなって、会社の収入が少なくなったことです。そして、食べ物やガソリンの値段、電気代が高くなったことです。
調査会社の人は「介護の会社が料金を上げることは難しいです。小さな会社などで倒産がもっと増える心配があります」と言っています。