仙台市は津波の警報などが出たときに、ドローンが自動で飛んで、避難するように伝えるシステムを作りました。
津波の警報などが出ると、直径1mぐらいの2つのドローンが一緒に出発します。ドローンは、プログラムどおりに海岸を50mの高さで飛びます。そして、「巨大な津波のおそれ」などと音を出して、釣りをしている人や泳いでいる人に避難するように伝えます。ドローンにはカメラがついていて、市の職員が映像を見ることもできます。
2011年の東日本大震災では、避難するように伝えていた市の職員が津波に流されました。このため仙台市は、安全に避難の案内ができるシステムを作りました。
