ウクライナ人で17歳のズラータ・イヴァシコワさんは今年4月、ロシアの攻撃から避難するため、1人で日本に来ました。
4年前から日本語を勉強しているズラータさんは、攻撃が始まってから日本語で日記を書いていました。この日記が本になりました。何日もかかって隣の国に逃げたことや、日本への飛行機に乗る前に新型コロナウイルスがうつったこと、平和な日本で勉強できる喜びなどが書いてあります。
28日、ズラータさんは東京にあるウクライナ大使館に本を持っていきました。大使は「本当にすばらしいです。たくさんの人に紹介したいです」と言いました。
ズラータさんは「避難するのを手伝ってくれた人たちにありがとうと伝えたくて、本にしました。早く戦争が終わってほしいです」と話しました。
