沖縄県石垣島の北側にある海で、さんごが白くなっていることがわかりました。とても暑くて、海の水が温かくなっていることが原因だと考えられています。
石垣島でツアーを行う団体によると、7月の終わりごろから白くなったさんごが見つかっています。団体が調べた所では、さんごの80%ぐらいが白くなっていて、この中の10%ぐらいが死んでいました。
さんごは体の細胞に住む植物プランクトンから栄養をもらっています。しかし海の水が温かいと、植物プランクトンがいなくなって、白くなります。気象台によると、石垣島や周りの海の水の温度は、7月が平均で30℃で、いつもの年より0.6℃高くなっています。
国は9月、石垣島の周りの海で、どのくらいさんごが白くなっているか調べる予定です。