秋田市あきたしで江戸時代えどじだいから続つづく有名ゆうめいな「竿燈かんとうまつり」が3日みっかに始はじまりました。たくさんのちょうちんを付つけた竹たけのさおが実みのった稲いねに見みえるため、今年ことしもたくさん米こめができるように祈いのる夏なつのお祭まつりです。国くにが大切たいせつな文化ぶんかだと指定していしているお祭まつりですが、おととしと去年きょねんは新型しんがたコロナウイルスの問題もんだいで中止ちゅうしになっていました。

竿燈かんとうは長ながさ12m、重おもさ50kgもあります。竿燈かんとうを上あげる技術ぎじゅつや美うつくしさを見みせる「妙技みょうぎ大会たいかい」では、「差さし手て」と呼よばれる人ひとたちが竿燈かんとうを額ひたいや肩かたや腰こしに上手じょうずに乗のせていました。

会場かいじょうにはたくさんの人ひとが集あつまりました。横浜市よこはましから来きた男性だんせいは「重おもい竿燈かんとうを簡単かんたんに上あげるのはすごいです。見みに来くることができてよかったです」と話はなしていました。

妙技みょうぎ大会たいかいは5日いつかまでが予選よせんで、お祭まつりの最後さいごの日ひの6日むいかに決勝けっしょうがあります。