京都の祇園祭は1000年以上前から続くお祭りで、病気がなくなるように祈って始まったと言われています。17日、美しく飾った山車がまちの中を回る「山鉾巡行」がありました。この行事はおととしと去年、新型コロナウイルスの問題で中止になっていました。
午前9時、いちばん前の山車に乗った子どもが縄を刀で切って、山鉾巡行が始まりました。全部で23の山車がまちの中を回りました。交差点では、山車の車輪の下に竹を置いて、水をかけて滑るようにしました。山車が大きく曲がると、見ていた人たちは拍手をして喜びました。
警察によると、この日は14万人が見に来ました。大阪から来た人は「お祭りをずっと待っていたので、見ることができてよかったです」と話しました。山鉾巡行は今月24日にも行います。