許可がないのに、漫画やアニメをインターネットに出す「海賊版サイト」が問題になっています。
「漫画BANK」は日本で見ることができる海賊版サイトで、2年で10億回ぐらいアクセスがありました。このサイトで無料で読まれた漫画の被害は、漫画の本の値段で計算すると2082億円です。このサイトは去年11月になくなりました。
日本の漫画の本の会社が調べると、中国の重慶市の男性がこのサイトを作ったようだとわかりました。重慶市は先月、約60万円の罰金を払うように男性に言いました。
会社によると、日本で見ることができる海賊版サイトを外国で作った人が、捕まったり罰を受けたりするのは初めてです。会社は「中国が大きな問題だと考えて、協力してくれてよかったです」と話しています。