イギリスで10日、テニスのウィンブルドン選手権の決勝戦がありました。車いすの男子シングルスで、世界ランキング1番の国枝慎吾選手が、2番のイギリスの選手と試合をしました。
国枝選手は第1セットを取られましたが、第2セットと第3セットを取って勝ちました。国枝選手はこの大会で初めて優勝しました。この結果、テニスの大きな大会4つとパラリンピックで優勝する「生涯ゴールデンスラム」になりました。
国枝選手は38歳で、2006年に初めて世界ランキング1番になりました。4つの大きな大会のシングルスでは今までに27回優勝しています。107回続けて勝ったこともあって、誰もやったことがない記録を作っています。