専門家によると、体の中で水の割合は普通、大人で60%ぐらいです。65歳以上のお年寄りは、50%から55%ぐらいです。
体の中で水が足りなくなっていることが自分でわからない状態は「かくれ脱水」と呼ばれています。もう少しで熱中症になる危険な状態です。お年寄りは、のどが渇いていることなどを感じにくいため、特に気をつけなければなりません。
新型コロナウイルスが広がってから、運動をしなくなって筋肉が少なくなった人も、気をつけなければなりません。人の体では、筋肉に水をためているからです。
専門家は「かくれ脱水」にならないように、コップ1杯の水を1時間に1回飲むように言っています。食事でも水を取ることができるため、1日に3回食事をすることも大切だと言っています。