核兵器禁止条約かくへいききんしじょうやくは核兵器かくへいきを持もつことや使つかうことなどを禁止きんしする条約じょうやくで、60以上いじょうの国くにや地域ちいきが参加さんかしています。この国くになどが21日にちから、オーストリアで初はじめて会議かいぎを開ひらいています。

会議かいぎでは、ロシアがウクライナを攻撃こうげきして、核兵器かくへいきを使つかう危険きけんが高たかくなっているとほとんどの国くにが話はなしました。

原爆げんばくを落おとされた広島市ひろしましと長崎市ながさきしの市長しちょうも話はなしました。広島市ひろしましの市長しちょうは「原爆げんばくで苦くるしんだ人ひとは『誰だれにもこんな経験けいけんをさせてはいけない』と思おもっています。いま戦争せんそうで大変たいへんな人ひとたちのためにも、核兵器かくへいきをなくすしかありません」と話はなしました。

長崎市ながさきしの市長しちょうは「原爆げんばくで苦くるしんだ人ひとは『核兵器かくへいきの被害ひがいを受うける場所ばしょは長崎ながさきで最後さいごにしよう』と言いっています。『核兵器かくへいきを絶対ぜったいに使つかわせない』という考かんがえ方かたを世界せかいに広ひろげていきましょう」と話はなしました。